フルセルフリノベーションで愛着あふれるフランスの田舎暮らし:星読みmomokaさん
- 友里江 古谷
- 3月21日
- 読了時間: 4分

地方の大きな街から車で1時間弱の、フランスの小さな村で家族で暮らすmomokaさん。
数年前に古い1軒家を購入し、全てご自身でフルリノベーションをされました。
今回はそんなmomokaさんのご自宅に訪問させていただきました。
いつも家族の中心にあるリビングルーム
まず玄関を入るとすぐリビングスペースが広がります。

まず目に入るのがこちらの暖炉。
家の主役でありシンボルだそう。火をつけると優しい暖かさが広がります。
炎の動きを見つめているだけでなんだか癒されますよね。

リビングにはDIYした本棚やウォールミラーを。
家の雰囲気や用途に合わせて作り込めるのがDIYの良いところ。
窓際のシェルフには海洋生物学者である旦那さまのコレクションボックスも兼ねています。
子供達も見られる高さで、家族みんなで楽しめます。


ソファは大きなこの字タイプで家族みんなでくつろげます。
壁にはご夫婦の結婚式の思い出を。日本のエッセンスも感じられる素敵なスペースです。

こだわりの詰まったキッチン
そしてmomokaさんこだわりのキッチン。
壁を壊してカウンターを作ったそう。
全てご自身で作られているのでデザインはもちろん使いやすさも生活スタイルにあったものになりました。

スモーキーなグリーンをベースに優しく落ち着いた空間。
特徴的な壁のタイルは作業しながら、この形が良いねと配置を決めたそう。

キッチンの窓からは庭が見えるので、
料理をしながら子供が遊んでいる様子をみれるのもママとしては嬉しいポイント。
キッチンに置いてあるグリーンはmomokaさんがお世話をされている物で、
お水やりを忘れないよう自分の1番目につくところに置いているんだそう。
アートやキッチン道具がバランスよく配置されており、おしゃれさと使いやすさを兼ね備えています。
キッチンの中で一番のお気に入りアイテムが、この野菜ボックス。
お店にあるようなものをイメージして、旦那さまがDIYされました。
なんの野菜がどれだけあるかが一目でわかるし、通気性も良いという優れもの。
もちろん見た目も可愛いです!真似したくなるアイテムです。

引き継がれていくものも大切に
ダイニングにある大切なものの一つが旦那さまが幼少期から使っていた棚。
義理のご両親から譲り受けて使っているそう。
新品ではない使い込んだ風合いがインテリアによくマッチしています。


学びながら暮らしていく
ホームスクーリングをしている子供たちにとって、家は学びながら暮らしていく空間。
日本のものも、フランスのものもバランスよく子供たちが手に取りやすいように配置されています。


周りを気にせず、子供が子供らしく暮らせるのも田舎暮らしのいいところ。
momokaさん自身ものびのびと子育てができるので、とても気に入っているのだそう。
お家の周辺は自然がたくさん。周りの人たちとも助け合いながら暮らしていく。
子供たちも自由に自然と触れ合いながら学んで成長していきます。
momokaさんは旦那さんのご病気を機に星読みを学び始められました。
自分たちの特性を知ることで、家族の時間がより豊かなものに。

自分たちのペースで自分たちらしく暮らす
笑い声あふれるmomokaさん一家。
いろんな変化も受け入れつつ、自分たちのペースで自分たちらしく暮らしていく
セルフリノベーションならではの想いが溢れる、素敵なご自宅でした。
暮らしの様子はこちらからご覧ください。
写真・編集 YURIE FURUYA