巡るひと皿、暮らしの音 #02 プチポワのクリームパスタ Ryosuke Furuya
- 友里江 古谷
- 5 日前
- 読了時間: 3分

巡るひと皿、暮らしの音 第2弾はアスパラに続きフランスの春の食材プチポワ(グリーンピース)を使った1品。
「プチポワとパルメザンのクリームパスタ」
今回は、西フランス在住ワイン醸造家Ryosuke Furuyaさんに教えていただきました。

【材料 4人前】
* プチポワ(グリーンピース)約300g お好きな量に調整してください。
* 生クリーム 200ml
* パルミジャーノ 50グラム
* お好きなパスタ 生パスタの場合 400g
* 塩:少々
* オリーブオイル:少々

まずは主役の下ごしらえから。

フランスでは春になるとマルシェに山盛りに並び始めるプチポワ。
皮付きのまま売られていることがほとんど。
まずは一房ずつプチポワをとりだしていきます。
Ryosukeさんちの猫ちゃんはプチポワが好きで、作業をし始めるといつも寄ってくるそうです。
剥き終わったら、大きい鍋にお湯を沸かします。
お湯を沸かしている間にパルミジャーノを用意。

お湯がぐつぐつ沸いたら、塩をスプーン2杯程入れて剥いた豆をさっと茹でます。

炒める前に軽く茹でることで、色鮮やかになり、全体がふっくら柔らかく仕上がります。
浮かんできてから、30秒ほどが目安。
ここでポイント。
この時使ったお湯はこの後も使うので捨てないように、プチポワはすくい上げます。

綺麗な緑色になりました。
そのあとは剥いた皮の方をプチポワを茹でた鍋に入れて茹でます。

こうすることで、このあと茹でるパスタにも香りが移りやすいそう。
部屋中に豆の美味しい香りが広がります。

今回はソースが絡みやすくプチポワと一緒にスプーンで食べられる大きさのパスタをチョイス。
パスタの種類はお好みで選んでください。
続いて、オリーブオイルを敷いた鍋でプチポワを中火で炒めます。

軽く炒まったら、茹で上がったパスタを加えます。
少しだけ茹で汁も一緒に入れましょう。

プチポワとパスタが混ざったら弱火にして
生クリームを少しずつ加えます。
生クリームの濃さによって分量が変わるので、味見をしながら調整してください。
よく混ざったら、一度火を止めます。
パルメザンを加えてまた全体を混ぜ合わせます。



お料理に合う器を選ぶ時間も楽しんで。
お皿に盛り付けて、完成です!

西フランス特産のミュスカデの白ワインと合わせました。
ほんのり甘いプチポワとパルミジャーノたっぷりクリーミーソースとの相性が抜群のひと皿。
家族みんなで大皿からわいわい取り分けてどうぞ!

取材動画はこちら
写真・文 YURIE FURUYA