巡るひと皿、暮らしの音 #03 新じゃがいものジャーマンポテト パリ在住料理人 MASACOMIC
- 友里江 古谷
- 7月6日
- 読了時間: 2分

「巡るひと皿、暮らしの音」の第三弾は、パリ在住料理人のMASACOMICさんに
季節の新じゃがいもを使ったひと皿をご紹介いただきました。

【材料 3〜4人前】
じゃがいも 800g
新玉ねぎ 中玉 2個
にんにく 3片
ベーコン 100g
⭐︎ビネガー 大さじ1
⭐︎マスタード 小さじ2
⭐︎蜂蜜 小さじ1と1/2
⭐︎塩 適量
⭐︎唐辛子 適量

じゃがいもについた土を綺麗に洗い流します。
洗い終えたら皮付きのまま、かぶるくらいのお水で茹でます。
皮付きのまま茹でることで、水分が入り込みにくく旨味と香りを逃さずに茹でられます。
新玉ねぎは、実と葉に切り分け、根っこを切り落としたあと土を洗い落とします。

じゃがいもの鍋がぐつぐつしてきたら、弱火にし、香りづけにローズマリーを加えます。
約30分間じっくりと茹でます。
新玉ねぎを半分に切った後に、さらに繊維に沿って小さく切っていきます。
こうすることで火を通しても、シャキッとした食感が残ります。
葉の部分は5mm程度の小口切りに。

にんにくは薄くスライスします。
フランスのベーコンは皮が厚いため、炒め物などの加熱時間が短い場合は、切り落とすのがおすすめ。
5mm程度の厚さに切っていきます。

鍋にオリーブオイル大さじ1を入れ、切り落とした皮の部分を炒めていきます。
香りと旨みが鍋の中に広がります。
皮を取り出し、その中にベーコンを入れ炒めます。
パチパチという音がしたら水分が出てきた証拠。鍋底が色づいてきたら、玉ねぎを加えます。

香りを残すため、最後ににんにくを加えます。
全体に火がまわって、玉ねぎがしんなりしてきたら火を切ります。
葉の香りや彩りを引き立たせるため、必ず火を切った後に玉ねぎの葉の部分を加え余熱で炒めます。

じゃがいもが柔らかくなったら、一旦火から下ろしておきます。

粗熱が取れたら、⭐︎の材料を具材と混ぜ合わせます。
じゃがいもを一口大に切り分けます。

じゃがいもを他の具材に加えて、全体に味がなじむよう優しく混ぜ合わせます。

お皿に盛り付けて、最後にパセリを飾ったら完成!
シンプルだけど、素材ひとつひとつの味わいが引き立つジャーマンポテトができました。
大皿から好きなだけ取り分けて。
おつまみにもぴったりなひと皿でした。
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